2007年02月18日
なぜワンウェイ容器がふえつづけるの?

みなさんが家庭で飲むビールは缶ビールが多いですが、
今でも旅館などに行けば
びんビールを出してくれますよね。
このビールびん(633ml)、
今でも1本5円で小売店が引き取り、
洗浄してまた利用しています。(=リターナブル)
1本10円で引き取っていた時代もあったそうです。
企業側からすれば
新しいびんを利用するより
リターナブルびんを利用した方が
コストも安くつきました。
また、お酒のびんは30円で引き取っていた時代もあったようですが
最近は、どうでしょうか
自身の生活を見てもわかるように
ビールびん以外のリターナブルびんは
なくなりつつありますね。。。
なんでなくなっちゃったんだろう??
『なぜ、ワンウェイ容器が増えつづけるのか?!』
◆市場原理と環境保全の矛盾◆
【企業】 【消費者】
↓ ┌─────┐ ↓
↓ │ガラスビン│ ↓
↓ └─────┘ ↓
┌────────┐ ↓ ┌────────┐
│資源を安価に入手 │ 高度経済成長 │安心・安全の志向 │
│加工コストの低下 (科学技術の向上+自由貿易)│ 利便性の追求 │
└────────┘ ↓ └────────┘
↓ ┌───────┐ ↓
└→→→→→→│ワンウェイ容器 │ ←←←←←←┘
└───────┘
消費者であるわたしたちからみると
例えば飲み物を入れる容器だったら…
もちはこびは軽いほうがいい!
落としても割れない方がいい!
保存できるほうが便利!
リユースだと、前の人がマナーを守ってるかわからない。安全な方がいい!
…とついつい
便利!
安全!
清潔!
手軽!
…に飛びついちゃうんだよね
だからついついビンよりペットボトルを選んじゃう。
一方、そんな私たちの要望に応えようとする企業側からみると…
やっぱり利益重視!消費者にとっても安い方がいいでしょ。
そりゃ~ペットボトルをリターナブルできるのが一番いいけど、
においがつきやすいし、洗っても落ちないし。
強烈な
香り
つけて消すのもねぇ。
ビンをリターナブルしてもいいけど、重いからなぁ。。
回収するのにもコストがかかるし。
他企業との競争に負けちゃったら意味ないし。
それだったら、ワンウェイでいけるペットボトルや小型ビンのほうが断然イイ!
需要もあるし、なんてったって売れる
!!
…と、いうわけで。
リサイクルに反して、企業側の思い
と消費者の思い
が
ワンウェイ容器の方向へと市場を動かしてしまってるんですね
。。
…とはいっても
リサイクルも世間では盛んやん
リサイクル出来てるから問題な~し
と思っている皆さん、リサイクルの実態をしってますか
ここでは紙パックを例に…
紙パックが生産されて
飲料メーカーへ。そして
市場に出回って
いるのですが
そのぜ~んぶの量が事業系・家庭系を合わせて
204,600t!!
そして、リサイクルするため回収
するのですが
家庭系に出回った181,100tのうち
回収されたのはたったの44,300tで
回収率24.5%
紙パックって・・
今いろんなスーパーで回収したりとかで
日常の中でもかなりリサイクルとして
定着しているとおもっていたのに・・・
紙パック全体での回収率が34.3%なことから考えると、
家庭での消費量が一番多い割には、
全体の回収率の足を引っ張っているってこと
でも問題は率では無いんです。。
204600tのうち155400tは
市町村等廃棄物処理されているっていう事実なんです
つまり回収されずにゴミとされていってこと
なんと76%
・・・
牛乳パック4本のうち3本はゴミ
??
…なんでー
そういえば。
回収された紙パックは古紙業者へと集められるんやけど
業者の倉庫に山済みにされて放置されている紙パックの写真を見たことがある。。。
どうしよう
いろいろ探して
「リサイクル幻想」という本を見つけたのですが、
その本の中で著者の武田邦彦氏は
こんなことをいってました。
手間がかかるゴミ処理方法は結局新たなゴミを産む。
ゴミ処理はなるべく手間のかからない方法を取るべき。
つまり、ただ集めて焼却すれば良い
そして、焼却の際にはできるだけ熱エネルギーの回収に努めるべき
。
次に、焼却後の灰は一箇所に集めて「人口鉱山」を作るという案も・・・
焼却後の灰には人間に有用な金属類が多く含まれている。
だったら将来のリサイクルのためにはできるだけ一箇所に集めておいたほうがいい
これは人工の鉱山をつくるイメージ。
今の科学技術ではそれらをうまく分別する方法は無いけれど
将来的には可能になるかもしれない
人口鉱山の周りには鉱毒の問題が発生する危険
もあるかもしれないけれど、
その危険を我々は受け入れなければならないってことも同時にかかれていました。
やはり根本的には、
自分の都合第一の考え方から
本当にみんなに役に立つものへと意識を転換していかないと
いつまでたっても解決しない
ってことなんですね
BYたれい
- by reiko727
- at 23:50


comments
え?リサイクルするための分別ってほとんど意味あらへん・・・。「リサイクルちゃんとやってます~」って言葉だけで誤魔化すからいつまでたっても変わらないのでは???
リサイクルは、消費拡大の便利な言い訳ですね。本当にエネルギーの浪費と環境汚染をさらに引き起こすリサイクルが沢山有ります。
リサイクルには用心するべきであるとともに、reiko727さんのおっしゃるように、消費者の意識も転換すべきですね。
当方のブログへのコメントのご返事にこの記事がふさわしかったのでTBさせて頂きました。
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-135.html#comment
リサイクルは必要と思いますが、なんかへん。
ビールは注いであげたりすると美味しくなります?。
カンビールはほとんどひとり飲み。
便利! 安全!清潔!手軽!てなんか否定的。
リサイクルは消費の免罪符。
リサイクルの現実って厳しいですね。
結局、企業は利益優先、消費者も楽なほうに流れていく。。。悪循環な気がします。
日本はなぜ資源ゴミの収集からリサイクルの途中まで自治体で行うのでしょうか?
ドイツでは収集からリサイクルまで全て企業が行うそうですね。
だから企業もなるべくリサイクルしやすいものを作る努力をするのに、日本は大変なところを自治体が背負ってるから結局企業は利益優先に動く。
ドイツより日本のほうがリサイクル意識は高いそうですが、実情は逆です。ほんと日本は企業に甘い国ですね。。。