2007年06月28日
新エネルギーってどうなの?
最近、新エネルギーって注目されてますよね?
この間も、テレビ
で「小麦VSさとうきび バイオ燃料1Lでどこまで行けるか!?」という企画があり(ちなみに原付)、見ていました
そもそもバイオ燃料って何かしら?と思って見ていると、その内容にビックリ
バイオ燃料といっても、そのうちの97%はガソリンで、3%が小麦とサトウキビを原料に作られたエタノールだったんです
何や~たったの3%なん?それって意味あるん?って感じですよね
バイオ燃料って?新エネルギーって?をちょっと詳しく考えてみる必要がありそうですね
まずは以前投稿されている、
『バイオマスってなに?1,2,3』
を参考に考えてみたいと思います
続きを知りたいと思った方は
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ちょっと読み進めてみると…
あらためてバイオマスってなに

バイオマスは有機物であるため、燃焼させると二酸化炭素が排出される。しかしこれに含まれる炭素は、そのバイオマスが成長過程で光合成により大気中から吸収した二酸化炭素に由来する。そのため、バイオマスを使用しても全体として見れば大気中の二酸化炭素量を増加させていないと考えてよいとされています1990年代以降、バイオマスは二酸化炭素削減(地球温暖化対策)、循環型社会の構築などの取り組みを通じて脚光を浴びています。そもそも高度成長期以前の日本では、落葉や糞尿を肥料として利用していたほか、里山から得られる薪炭をエネルギーとして利用するなどバイオマスを活用した社会であったと言えます。
ウィキペディア「バイオマス」により抜粋・編集
『バイオマスってなに?1』の↑の部分でちょっと「んん
」と思いました。
「バイオマスは有機物であるため、燃焼させると二酸化炭素が排出される。しかしこれに含まれる炭素は、そのバイオマスが成長過程で光合成により大気中から吸収した二酸化炭素に由来する。そのため、バイオマスを使用しても全体として見れば大気中の二酸化炭素量を増加させていないと考えてよいとされています」
の部分ですが、一見、理論上では「なるほど!」ですが、現実で考えたら…おかしくないですか
この理論でいけば、
今現在生えている木を切って、それが廃材になりバイオマスとして活用された→つまりエネルギーとして燃焼させてCO2を排出した→でもそのCO2は、その昔の木が成長する過程で光合成の際使用したCO2として換算すると、プラマイ0なのでOK
ってことですが、実際、木が使用したCO2は、その昔成長する段階に空気中にあったCO2なんだから、燃やした時点で考えれば、ただ単に燃焼して空気中にCO2が放出された→CO2が増えた ことになりますよね
燃焼させた時点でCO2をプラマイ0にしようと思ったら、その時点で放出分と同じだけのCO2を吸ってくれる植物を育てるなどしないと、そうは言い切れないと思います。
う~ん…しかしそれって可能なのか??
だいたい、植物ってどれくらいの量のCO2を成長時に吸収してくれるんでしょう?
と思ってたら、 こんなデータがあったので紹介します
図:身近なCO2排出と森林(スギ)のCO2吸収量

参照:環境いばらき
わ~
このデータを見る限りでは、人が普通に生活していく中で出るCO2を植物が吸収しきること自体が、もう無理そうだな…と思ったのですが…
これプラス、バイオマスで出るCO2を吸収するなんてできるんでしょうか
う~ん…やっぱりバイオマスには可能性がない気がします
これは、他の新エネルギーも調べる必要がありそうですね
- by kanon
- at 22:49


comments
ただ放置しているだけでは荒廃してしまう森林をどう維持すればよいのか、よく考えてみてください。
バイオマスにもピンからキリまであり、可能性のあるものも、ほとんど意味のない、あるいはかえって環境にとってよくないものもあります。それを、きちんと吟味もせずに、森林のCO2吸収の数値だけ見て、ただ驚いて、解決策を考えようともせず、「バイオマスには可能性がない気がします」なんて結論を簡単に出すとは、あなたも「思考停止状態」に陥っていませんか?
最近話題のバイオ燃料、トウモロコシなどが使われています。
同じ代替エネルギーであれば、森林活用もありかな?っと思ってしまいますが、実際にはトウモロコシやサトウキビ、小麦etcなどの農作物が主な原料になっているようです。
この原因はどうしてなんでしょう?
また、釜戸や風呂に薪を使っていた時代であれば、当然のように里山などのバイオマスが活用されてきましたが、現在では、わざわざバイオマスを活用しなければなりません。そして、これには輸送時や加工時などにエネルギーを必要とします。
代替エネルギーを得るために別のエネルギーを使うのって、なんか矛盾していますようね。
このような矛盾がまかり通っているのは何故なのでしょうか?
これらの視点で考えてみるのも面白いかもしれませんね。
作物や木をエネルギーにするバイオマスの技術は日本でも古くから当たり前のようにありました。現在のバイオマスも根本的な技術はあまり変わっていないように思います。
ただ昔の考え方は使えるものは無駄なく使うという発想を基にしていたのだと思います。もったいないという感覚に近い。だから全て無駄なく使い切れたら、それ以上にエネルギーを得る為に作物を作ろうという発想はなかったのだと思います。
そのような視点で現代のバイオマスを見てみると、もったいないからエネルギー化しようとしてるものから、エネルギーを作るために食物を作るという本末転倒のものまで幾つかありそうですね。そういう視点で検証してみるのもありかも。
化石燃料をバイオ燃料に代替する分には、二酸化炭素の排出量は減るようですが、バイオ燃料を作るのに化石燃料を沢山使うのではないかと思います。
生産から使用までトータルで計ると環境に悪影響を及ぼすのであれば意味がない。ただ使うだけではなく、実際トータルでどれくらい環境に良いんでしょうか?
最初にコメントした者です。(前回ネームを入れ忘れました。)この地球に微生物や動植物が存在し、人間が生ごみ等を出し続ける限り、バイオマスは存在し続けるのです。ただ、それをどう利用するか、は千差万別です。バイオマスを使うべきか、バイオマスは効率的か、という(実践的に役立たない自己満足的な)一般論ではなくて、どう使うか、どう使えば効率的なのか、そうした使い方をするにはどうすればよいか、が議論されなければならないと思い、前回もコメントを書きました。
たとえば、「エタノール燃料はエネルギーを無駄にしているか?」という記事に、「ブラジルで1日30万リッターのエタノール燃料を蒸留する工場を建設する代わりに、1,500ヘクタールの農場で小さな農民が栽培したサトウキビとモロコシを1日2万リッターずつ燃料にした。エタノール蒸留場の近くで絞りかすを家畜の餌にし、家畜の糞尿と有機物残さからバイオガスを作った。このバイオガスはエタノール燃料を蒸留する熱源に使い、残りから発電し地域に電力を提供するのに充分な量だった」(http://journeytoforever.org/jp/ethanol_energy.html)という文章が掲載されていましたが、比較されたどちらの使い方もバイオマスなのです。そこを理解して、議論してほしいものです。