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2009年09月28日

人工物質が肉体を破壊してゆく その1 遺伝子組換え食品の影響

自然には存在しない「青いバラ」。(画像はコチラからお借りしました。)遺伝子組換えで作ってしまったそうです。まもなく店頭に並び手に入れることが出来るそうです。(はっきり言って気色悪いです。)

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私たちが日常的に食べている食物類は大なり小なり工業技術や科学技術が関与しています。その意味では一昔前の人々が食していた自然に根付いた食物とは全く異なる食物を身体に取り入れているのです。
シリーズではこの工業技術、科学技術が生み出した人工食物・人工物質を扱っていきます。初回は20世紀後半が生んだ最大の成果(?)遺伝子組換え技術と遺伝子組換え食品についてです。

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遺伝子組換え食品の影響 るいネットより引用)

食糧増産と高品質食品の産出を目的とした品種改良が、バイオ技術の高度化に伴い、遺伝子組換え(GM)による食品の普及にまで至りました。

直接的には農薬付けと批判されてきた近代農業から脱却し、作物の持つ遺伝子を人為的に組み替えることによって、虫害、気候変動などに対する耐性を強くするのが目的です。農薬に依存せず、良質な農産物を多く生産できるメリットは、科学技術の発達の賜物といえるでしょうが、GM食品の安全性そのものに対しての懸念点は早くから指摘されていました。


まず、環境に対する影響についてですが、1.GM作物の雑草化(生態系の破壊)2.除草剤耐性遺伝子などの導入遺伝子の環境への拡散(草などに耐性遺伝子が入る) 3ウイルスの変化(有害性)、未知の毒性が出現する危険 4.標的以外の生物への影響などといった、農作物の生育環境に直接インパクトを与える危険性がまず指摘されます。

このほか5.食品に含まれる栄養成分の破壊6.アレルギーの発生7.殺虫成分などの長期微量摂取(濃縮)による影響8.抗生物質が効かない体になる危険性など、食物連鎖上最終消費者としての人間が被る影響は決して過小評価できません。

こうした生態系的な影響については、先行する品種改良をチェックする技術が追いつかなくなっている面もあり、さらなる基礎的研究が急がれると考えますが、もう一方で、「社会的な影響」も見逃せません。


世界の食糧基地であるアメリカなどでは、巨大な資本を有した企業による食料生産が中心になっているのが現状です。とすると、開発されたGM技術などに対し、企業が特許権利を申請し押さえてしまうことで、いわば世界の食料を一手に握ることも不可能ではないのです。

例えば農薬メーカーのモンサント社(米)は、アンチセンス法に関する基本特許とパーティクルガン法の特許・BT(バチルス・チューリンゲンシス)遺伝子に関わる特許をすでに独占的に有しています。自社の農薬しか使えないGM作物を次々に開発して、農薬とセットで売り込むなども十分に可能なのです。

…アンチセンス法:ある遺伝子から転写されたmRNAを相補的なDNA分子を化学的に合成し、細胞に投与して2重鎖を形成させ、その発現を塩基配列特異的に抑制しようとする遺伝子発現制御法の1つである

外国から安価なGM農作物がこれまで以上に流入することによって、食糧の自給率低下がさらに進むといった、従来までの商品の価格競争という視点以上に、日本の農業がその根底から崩壊するのではないかという危機感を感じずにはおれません。


今後どんな影響が人体に及ぶか分らない遺伝子組換え食品。それがモンサント社のような巨大企業の力で市場を通じて半ば強制的にばらまかれている。本当に恐ろしい。

モンサント社の製品でラウンドアップという除草剤が有名らしい。この除草剤は物凄く強力で雑草をほとんど枯らしてしまい、農家にとっては手間が掛からず物凄く便利。ただ、難点があり作物自体(とうもろこし)も枯らすほど強力(笑)。そこで何と(逆転の発想か?)それに耐える品種を遺伝子組換えで開発してしまったらしい。この除草剤と耐性品種をセットで売り込もうという算段である。天に唾するような行為、恐ろしい話しだと思う。

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comments

遺伝子組み換え食品の技術って、食糧増産と高品質食品の為の生産技術だって言われていますが・・・・一見、みんなの為になりそうな遺伝子組み換え技術も、

>開発されたGM技術などに対し、企業が特許権利を申請し押さえてしまうことで、いわば世界の食料を一手に握ることも不可能ではないのです。

実は企業のお金儲けの手段にすぎないのだとしたら、いくら技術が進んでも食糧問題の解決策にはならないんじゃないの?みんなのためにはならないんじゃないの?本当は不要な技術なんじゃないの?そんな気がしてきます。

  • 青苺 2009年09月28日 17:23

食物の遺伝子を組み替えることで、継続的な需要と供給を同時に生み出すこのシステム(特許)をこのまま野放しにしていると、仰るとおり世界の食料は、モンサント社等の化学薬品メーカーに支配されてしまうでしょう。

一度使うと、その使用から中々抜け出せなくなるその仕組みは、さながら麻薬のようだと感じます。

  • リンゴヨーグルト 2009年09月29日 14:19

知的所有権・特許権は、恐ろしい権力を発揮します。

『バイテク企業がGM作物の独立研究を阻む 26人の害虫専門家がEPAに直訴』という記事が、(農業情報研究所にあります。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/09022101.htm

以下抜粋引用・・・・

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、26人のトウモロコシ害虫専門研究者が、遺伝子組み換え(GM)作物の有効性と環境影響の完全な研究をバイテク企業が阻んでいる、「多くの決定的に重要な問題に関するいかなる独立研究も、合法的に行えない」と書いた声明を環境保護庁(EPA)に提出したそうである。

 研究者たちは、問題は、農業者やその他のGM種子のバイヤーは、栽培者が企業の特許と環境規制を尊重しなければならないとする協定に調印しなければならず、この協定が研究目的で作物を栽培することを禁じていることだと指摘する。

 従って、大学研究者は、研究目的で農薬や非組み換え種子を自由に購入できるが、GM種子についてはこれができない。その代わりに、種子企業から許可を得なければならない。企業はときにはこの許可を拒否する。あるいはいかなる発見も、公表前に[企業が]審査すると言い張る。このような協定はずっと前から問題になっていたが、もはや堪忍袋の緒がきれたと、公表に踏みきったというのである。

・・・引用終り

研究用の「遺伝子組換え種子」は、バイオ企業自身から入手するしかない。栽培している農家やバイヤーが、もし研究者に種子を提供すると、バイオ企業から「特許権のある種子」の無断流用として訴えられるのです。

  • leonrosa 2009年09月30日 12:31

>遺伝子組み換え食品の技術って、食糧増産と高品質食品の為の生産技術だって言われていますが・・・<

青苺さん、こんにちは。ここの所に着目されるとは鋭いですね。そもそも「増産」って、ぜいたく品を作るための飼料だったら「食糧増産」っていえるのか?高品質食品って一体何なのか、疑問に思ってしまいますね。

  • fwz2 2009年09月30日 16:07

リンゴヨーグルトさん、コメント有難うございます。遺伝子組換えの問題は、漠然と、技術の暴走と市場構造の問題と思っていましたが、たちかに「特許」というシステムが、この問題の核心にあるんですね。leonrosaさんのコメントで良く分かりました。

  • fwz2 2009年09月30日 16:11

leonrosaさん、コメント有難うございます。リナックスのようにシステム設計図公開の流れがある一方で、現状は「特許」システムが事実認識→意識生産の足かせになっているということですね。

>『バイテク企業がGM作物の独立研究を阻む 26人の害虫専門家がEPAに直訴』<

アメリカもバブル崩壊を経て、金融部門に限らず市場や私権の横暴は許せないという空気が出来つつあるのかもしれません。どうでしょう。

  • fwz2 2009年09月30日 16:29
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