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2008年06月03日

基礎からの原子力発電 ~第7回(最終回)動き出さざるを得ないプルサーマル計画~

第6回の記事(リンク)の続きです。
今回は『プルサーマル計画』について調べてみました。

no069-03.jpg  no069-02.jpg

(中国電力株式会社 伊方原子力発電所)


ここ数年、この 『プルサーマル計画』 という言葉をよく耳にします。
つい最近のニュースでも、

「泊原発、プルサーマル計画、北電が説明会」 : 2008年5月24日 毎日新聞

「愛媛県、伊方原発のプルサーマル計画を正式同意」 : 2007年10月14日 四国新聞

「島根県議会もプルサーマル容認」 : 2007年7月5日 山陰中央新報

と記事があり、また、私たちが日々お世話になっている 関西電力 も、

「2008年1月、プルサーマル計画の準備作業を再開することとしました m021

と発表しています。


どうやらここ最近、各電力会社はこの 『プルサーマル計画』 とやらを積極的に進めていこうとしているようです。
何か匂いますね。


にわかに動き出した感のあるこの 『プルサーマル計画』 、一体どういうことなのか、調べてみることにします。


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2008年03月19日

基礎からの原子力発電 ~第6回 核燃料サイクルから考える原子力1~

前回のkanonさんの記事で、放射能に汚染された廃棄物や使用済み核燃料の扱いにくさがわかりました。調べていくと、どうやら「危険だから厳重に保管する」ということ以外に、「将来的に再利用するから大切に保管する」という前向きな保管目的もあるようです。本当なのでしょうか?


というわけで今回は、使用済核燃料サイクル (いわゆる「高速増殖炉」や「ブルサーマル計画」など)


について数回にわけて調べてみることにします。


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(独立行政法人 日本原子力研究開発機構 高速増殖原型炉「もんじゅ」)

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(独立行政法人 日本原子力研究開発機構 新型転換炉原型炉「ふげん」廃止計画中)


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2008年03月06日

原子力産業の再編④:GEによる原発市場制覇と日本勢三分の計

「原子力産業の再編:国際金融資本家たちによる『原子力市場』の刈り取りが始まってきた」で投げかけられていた、


それにしてもなぜ、日本のメーカーが中心になって原子力メーカーが再編されてきているのか?

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資源エネルギー庁


「原子力産業の再編②:BWRとPWRの違いによる力関係は?」で触れられた、国内原発建設で磨かれ続けた日本の製造技術の高さ m096 は日本企業が再編成で各勢力に絡んでいる大きな要因です。


’79年のスリーマイル島の原発事故以降原発建設を凍結してきた米国大手のGEも原発の基礎技術や設計力は保持しつつ、原発建設ではGEの生徒である東芝、日立に機器製造は任せてきました。


再編された3大勢力全てに日本企業が名を連ねる様は、一見今後の原発市場拡大に主役級で打って出る m083 日本勢の躍進 とも見えますし、実際うまみ m034 も手にはするでしょう。


しかし、

・近年着実に打たれてきたCO2温暖化説~原発推進の布石
・'06年のGNEP構想発表http://kakujoho.net/rokkasho/GNEP.htmlにみられる、原子力産業でリーダーシップを執ろうという米国の姿勢
・既に建設予定されている原発の数では米国が近年の主戦場であること
といった背景を考えると、「そう易々と日本勢に m052 」の感覚は拭えません。
m011


東芝、米WH買収を発表
 【ロンドン=中村宏之】東芝は6日、米原子力大手「ウェスチングハウス(WH)」を買収することで、WHの親会社の英核燃料会社(BNFL)と最終合意したと発表した。買収額は54億ドル(約6210億円)。

 米政府の承認などを経て近く買収手続きを完了する見通しだ。東芝はWH株式の51%以上を保有して子会社化し、残りは複数の企業が共同出資する。出資企業には丸紅などが浮上している。

 東芝は、東京電力の原発で採用されている「沸騰水型軽水炉」の技術を持つ。WHが持つ「加圧水型軽水炉」の技術を取り込むことで、中国など加圧水型が優勢な海外市場で巻き返しを図る。ロンドンで会見した東芝の西田厚聡社長は「今回の買収で東芝は世界的な原子力メーカーになれる」と述べた。

 WH買収を巡っては、三菱重工業や米ゼネラル・エレクトリック(GE)なども名乗りを上げたが、破格の買収額を提示した東芝が競り勝った。

(2006年2月7日 読売新聞)


原子力メーカー再編で最も目を引く東芝のWH買収は日本勢の躍進を特に印象付けていますが、釈然としない部分も孕みます。その辺りを改めて見てみたいと思います。


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2008年02月22日

原子力産業の再編③:原子力を巡る利権とは?

 前回は、「原子力産業の再編②:BWRとPWRの違いによる力関係は?」で原発メーカーに関する構図について調べましたが、さらに対象を広くして原子力利権の全体像について見てみたいと思います。

 まずは次の資料から見ていきたいと思います。
121-6-2.gif
「エネルギー白書2007年版」より

 原子力に関わる利権として、原子炉製造(メーカー)以外に、同時に資源を巡る争奪戦も発生します。世界的な原子力推進の潮流ができ、10年先を見越してウラン資源の高騰もすでに始まっています。
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 さて、続きに行く前にご協力よろしおねがいします。
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2008年01月31日

原子力産業の再編②:BWRとPWRの違いによる力関係は?

 原発について、この間の皆さんの投稿を読んで私も改めて調べてみました。たしかに、原子力発電をとりまく市場環境は急速に変化しつつあるようです。まずは、以前にkirinが提起された疑問について考えて見たいと思います。

原子力産業の再編:国際金融資本家たちによる『原子力市場』の刈り取りが始まってきた
>それにしてもなぜ、日本のメーカーが中心になって原子力メーカーが再編されてきているのか?
>また、なぜ、アジア圏そしてアメリカで原子力発電所の新設ラッシュが大きく計画されているのか?>詳細に『原子力市場』の構造を早急に解明していかなければならない状況です。

 では、現在までの業界再編の流れを確認してみましょう。
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〔2〕我が国原子力プラントメーカーのこれまでの状況

 1980年代以降の長い原子力の冬の時代においても、我が国では原子力の利用・開発を持続し、少ないながらも新規建設が継続されてきたため、我が国のメーカーは設計、製造、建設技術面で優位性を有しており、また、これらを支えるコア部品では強い裾野産業を有しています。このため、米国等のメーカーにおける新型炉開発においても、我が国のメーカーは重要なパートナーとなっています。 我が国メーカーが「世界市場で通用する規模と競争力を持つよう体質を強化すること」(「原子力政策大綱」)が政策上の目標とされています。
エネルギー白書2007年版より引用


しかし、業界再編の前提となるPWRとBWRとは一体どういうものなのでしょうか。そこから押さえないと前に進みません。まずはそこを確認してみましょう。続きに行く前によろしくお願いします。
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2008年01月28日

基礎からの原子力原発 ~第5回 原子力発電所で働く人々の実情~

前回の投稿で、原子力発電から出る放射能の人体に与える影響がどれほど危険か?ということがわかったと思います。


とはいえ、「危険・危険!」と言いつつも、
危険だからこそ、きちんと管理してるから大丈夫でしょ?大事故さえ起こらなければ大丈夫だよね?」と思う方もいるかもしれません。実際、私も原子力を調べるまでは、そんな気持ちでいました。


だけど、事故が起こらなくても、原発による放射能の影響を受けている人たちがいるのです。
その周りに住む人々ももちろんそうですが、それよりもっと危険にさらされている人。


それは、原子力発電で働く人々です。  


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2008年01月25日

基礎からの原子力発電 ~第4回 原子力発電の問題~

ついに京都議定書での温室効果ガス排出量削減の約束期間である2008年がスタートしました。
先進国全体で二酸化炭素(CO2)をはじめとする 温室効果ガス排出量 を、12年までの年平均値で1990年比 5% 削減 、年度単位で算定する日本には、08年4月からの5年間 90年度比 6% 減 が義務付けられているようです。


しかし、この削減量は 到底達成できない といわれています。
CO2排出量が少ないと言われている原子力発電を良しとする風潮 が生まれるかもしれません。
しかし安直に原子力発電に依存しようという発想は 危険 です。


いったい原子力発電のなにが危険なのでしょうか?


ということで、「原子力発電の危険性」について調べていきたいと思います。


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(東京電力福島第一原子力発電所 東京電力株式会提供)


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2008年01月16日

21世紀に入り、欧州諸国は 次々と原子力政策を転換

>国際金融資本家たちは、「地球温暖化の原因はCO2」という観念支配を世界でほぼ完成させたので、仕上げとして、これから原子力市場で儲ける段階に入ったようです。<リンク

現在世界中が「地球温暖化の原因はCO2」という観念支配を受けているような気がしますが、少し前までは少なくともヨーロッパは脱原発の流れにあったように思います。 Confused
いつの間に変ったのか、各国の状況の変化をちょっと調べてみました。 Smile

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2008年01月03日

原子力産業の再編:国際金融資本家たちによる『原子力市場』の刈り取りが始まってきた

人々の「より便利で快適な生活=より豊かな生活」を求める意識を背景にして、石油が発見されてからの1900年頃以降、急激な右肩上がりで石油の消費量は増大してきました。
そしてそれに比例して、様々な環境問題も発生してきました。

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※画像は「Pathfinder Physics Team」より引用させて頂きました


しかし、昨年からエネルギー事情が大きく変動してきています。

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2007年12月30日

基礎からの原子力 第3回 ウラン資源は寡占状態

米国・スリーマイル島原発事故(1979年)、旧ソ連・チェルノブイリ原発事故(1986年)以来、原子力発電所の新設は、欧米で全面的に停止しました。しかし、地球温暖化問題を契機にして、原子力発電、原子力産業が急速に復活しています。 
 
動き始めている「原子力産業」の状況を、先ずは、その上流から取上げてみます。 
 
上流とは、天然ウラン資源(ウラン鉱山)とその開発です。 
 
産業革命以来のエネルギー源としては、石炭、石油・天然ガス、水力(発電)、ウラン(原子力発電)があります。 
 
これらのエネルギー資源のうち、ウラン資源の特徴は? 
 
非常に限られた場所にしかないので国際的に独占しやすい 
 
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2007年11月07日

基礎からの原子力発電 ~第2回 ウランって何?~

久しぶりの登場なので、流れに沿って磯貝氏の『基礎からの原子力発電~第1回~』に続けてみたいと思います。

化石燃料の「枯渇問題」→「価格上昇」などのエネルギー需給問題や、二酸化炭素増加などの気候変動問題の懸念から、近年の原子力発電の期待が世界各国で高まっています。

その一方で、原発事故や使用済み核燃料などに対する安全性の確保の問題は蓄積していることも事実です。(『ウラン残土』『原発が安全って本当?:ノート1』『原発が安全って本当?:ノート2』

原子力発電の危険性については磯貝氏に任せるとして、ここでは資源でウランについて扱ってみたいと思います。

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2007年10月25日

基礎からの原子力発電 ~第1回 原子力発電の仕組み~

今や我が国の総電力の3割をまかなっている「原子力発電」
現状の生活水準と決別できない私たちにとってなくてはならない存在です。


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(関西電力高浜原子力発電所 関西電力株式会提供)


しかし「原子力発電=悪」というイメージがつきまとっているのも事実です。
私たち人類は、今後、この「原子力発電」をどのように考えていくべきなのか


これから数回にわけて、この「原子力発電」について調べていくことにします。


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2007年06月22日

日本における原子力関連事故がこんなにあるとは・・・

こんにちは。

最近、めっきり暑くなってきましたね。

m005 夏日 m005 が続いて、オフィス m257 や家庭 m013 でもエアコンがフル稼働状態になているのではないでしょうか。

エアコン電気がないと動かないわけですが、その電気と密接な関係があるのが原子力発電です。

そこで原子力発電について調べていたところ事故についていろいろ記述しているサイトを見つけちゃいました。 m062 m190


日本の原子力関連事故一覧


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2007年06月21日

脱原発の現状は?

 最近、以前ほどは「原発反対」といったマスコミの記事を見なくなったような気がしています。そこで、原子力発電をめぐる現状はどうなっているのか、について調べてみました。まずは、現在の世界における原子力発電容量の比較グラフを見てみます。


(出典:「原子力百科事典」http://atomica.nucpal.gr.jp/atomica/index.html

現状ではアメリカ、フランス、日本が上位を占めているのですね。さらに詳しく今後の各国動向を見てみます。その前によろしくお願いします。

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